女神アイギス




こんにちは。『ケイク』です。

本日はメンテナンスの日だ。

いつもトイレ休憩等の時にスマホでやっているのだけど、メンテで出来ない。

なんだかちょっとさみしい気分。

 

さて、前回の続きを書いていくとしよう。


※前回のあらすじ※

ようやく女神アイギスが封印されているという神殿に辿り着いたのだが、魔物が神殿に住みついていた。

アンナに『魔物は駆逐せよ!』と命令され、渋々狩りに出かける王子たち。

何匹か逃がしてしまう王子であったが、後衛に居たアンナの手により魔物は駆逐される。

 

無事、魔物を一掃した一行は神殿の門をくぐるのであった。




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神殿の中に入るとアンナが大声をあげる。

その言葉の先には大きな翼を広げた女性が立っていた。

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アンナが言うように、どうやらアイギス様のようだ。

すっごい胸。俺はもっと普通サイズのが好みだな。

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いいえ、おっぱいの件で用があります。

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・・・聞く耳持たない女神さま。

魔物が再来した理由は長い刻の中でアイギス様の力が弱まったからだそうだ。

そりゃぁ、前の千年戦争で千年間戦い続けて、その後数百年?も封印に力を注いでいたというならば弱まって当然だろう。

むしろよくここまで耐えていたな!すごいぜ!

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なるほど、女神の力が弱まったいま、人間たちが共に手をとり立ちあがる必要があるんだな。

それにここまで戦ってこれたし、やってやれないこともないだろう!




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ええ!?

アンナさん?あんた『魔物を駆逐しなければ!』って言ってたじゃん!前回!

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また親父の事か!

お前は俺の・・・っ!

くそっ!

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直接戦う手助けはできないというのは、実体がないからかな?

まぁそれでも何らかの「残された力」はあるようだ。

その力とは?

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え?俺?

加護?なにそれ?

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おお、俺にそんなことができるのか!

強く願えばいいんだな!?

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生足の綺麗なお姉さん来なさーい。

生足の綺麗なお姉さん来なさーい。

生足の綺麗なお姉さん来なさーい。

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おぉ!なんだこのまばゆい閃光は!!?




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生足じゃないけど綺麗なお姉さんきたーーーーーー!!!

すげっ!すっげぇぞアイギス様!オラ見直しただ!!

もっと呼び出して!!

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なんだと!?制限があるというのか!?

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『神聖結晶』・・・なんだかお金の匂いげプンプンするぜ・・・。

DMMのオンラインゲームだしな・・・きっとリアルマネーで買うものに違いない・・・。

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お?くれんの?

さすがアイギス様!太っ腹だな!

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様々な奇跡・・・経験値アップとかHP回復とかだろうな・・・きっと。

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えぇっと・・・。

つまりこの神殿での出来事は『神聖結晶』の使い方説明みたいなモノだったんだ・・・。

この『神聖結晶』が無ければ女神の協力は得られないわけだろ・・・結局のところ、人間たちの力で魔物を駆逐するという所に落ち着いたわけだ。

 

アイギス様に会った意味あるんかな感がハンパないが、綺麗なお姉さんが仲間になった事は良かった。

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はいはい、頑張りまりましょうね。

アンナ様。

アイギス様の恩恵を得られるのは廃課金プレイヤーくらいですよーだ。




と、肩をおろす俺に性別不明の兵士が駆け寄ってきた。

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なんだと!?

ちきしょう!女神は力を貸してくれないって言うし、俺らで何とかしなければ!

 

— — —

念願の女神アイギスと出会えた一行。

その瞬間を狙ってか魔物の大群が襲来する。

しかし、女神はお金を持っている人しか興味ありませんと言い放ち協力してくれそうにない。

王子たちは自らの力で魔物を打ち破る事ができるのであろうか・・・?

 

続く。

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